有機JAS認証を取得するには

認証までの流れ

(1) 講習会へ参加しよう

有機JAS認証を申請する場合、生産行程管理責任者・格付表示責任者・格付表示担当者は講習会に参加していることが義務付けられています。
まずは、講習会を受講して有機JAS制度の仕組みについて理解を深めましょう。

新たに認証を取得することをご検討の方は、「新たに認証を取得する方向けの講習会」をご受講ください。有機JAS認証を取得するための申請書が付いています。
講習会の開催までに目を通していただき、できれば書き始めていただくことをおすすめします。
講習会当日には、申請に必要な様式や書き方についてご不明な箇所を直接ご確認いただけますので、申請がよりスムーズになります。

有機JAS認証を取得しない場合でも、申請書付の「新たに認証を取得する方向けの講習会」をご受講いただくことにより、より具体的な知識を得られますのでぜひご検討ください。

(2) 有機JASの基準を満たしているか確認しよう

有機認証を申請する前に、現在の状況が有機JASの条件を満たしているかどうかを確認します。
有機JASの条件については講習会にて確認しましょう。

例)-有機農産物の生産行程管理者の場合-
  1. 申請するほ場は1年以上自らの有機的管理(有機JASで禁止されている農薬や化学肥料を使用していない)が行われているか。有機的管理が1年以上で転換期間中有機農産物として認証が可能です。
  2. (1)の記録が作業日誌等で作成されているか。
  3. ほ場が周辺の田畑と明確に区分されているか。一定以上の距離が離れているか。
  4. 従業員が生産行程管理責任者、格付担当者の資格を満たしているかどうか。(生産行程管理者は1~3年の実務経験)
  5. 土壌改良資材や肥料など、圃場に使用するすべて資材が有機JASに適合しているか。

(3) 登録認証機関へ申し込みしよう

有機JAS認証に必要な申請書を作成します。
生産行程管理者としての組織や体制をどうするか考え、生産行程管理責任者(担当者)や格付担当者(格付表示担当者)など担当になる者を決定し、生産方法や格付基準などの規程を作成します。
作成した申請書に不備がある場合は、再提出していただく場合があります。

(4) 認証機関による審査・検査が始まります

申請書類がすべて揃うと、次は認証機関による確認が始まります。

書類審査

書類による審査が行われます。
作成した申請書や規定に不備がある場合は、再提出していただく場合があります。

実地検査

次はいよいよ実地検査です。
実地検査では、関係する圃場や施設・外部委託先などへ検査員が訪問し、申請書や規定が実際と一致しているかを確認します。
検査日については、担当する検査員から連絡がきて決定します。

例)主な確認項目 -農産物の場合- 
  1. 申請者・生産行程管理責任者・格付担当者への聞き取り確認
  2. ほ場や施設の実地確認
  3. 作業日誌や出荷記録、購入伝票などの書類の確認

実地検査にて改善指摘事項があった場合は、改善への是正措置を行っていただき、後日報告していただきます。

(5) 判定委員会で審査が行われます

書類審査・実地検査にて検査した検査員の報告書に基づき、登録認証機関において判定委員会(認証の審査)が行われます。場合によっては書類の再提出や改善指摘事項に従うことが求められます。
判定に関する事項について異議がある場合は、申し立てることができます。

(6) さあ有機JASの格付けをして出荷しましょう

登録認証機関から認証書が送られてきて、晴れて有機JAS認証取得となります。今後はご自身で格付けを実施し、有機JASマークを貼付して有機農産物等の出荷が可能となります。

(7) 出荷の実績を報告します(格付実績報告)

有機JAS認証を取得した方は、一年間の格付出荷の実績を報告する義務があります。
毎年4月末までに前年4月~3月までの1年間の実績を認証機関へ報告します。

(8) 認証を継続するには継続検査の実施が必要です

「認証の継続」のためには、認証後は年1回の継続検査を受けます。

有機JAS認証の申請方法

有機JAS認証申請書類を入手します。(「申請書のお申込み」参照)
ファイルに含まれている「有機JAS認証 新規申請申込書」を記入してご提出下さい。
ACCISセンターとの手続きが始まります。

<< 申請に必要なもの >>
認証契約書
 申請書をご提出いただきましたらACCISから「認証契約書」が送られてきます。
 守秘義務など合意事項を事前に取り交わします。
認証に関わる申請書類(圃場リスト、圃場図、担当者リストなど)
内部規程
 有機食品や有機飼料を扱うための、自ら定めたルールを文書化します。
 自ら定めた内部規程に従って、有機食品の管理をできるかどうか。
 自己管理能力の有無が審査されます。
 内部規程に定めていなければならない項目・守るべきルールについては、農水省の定めた「認証の技術的基準」に示されています。
 講習会では内部規程で定めるべき項目について、解説します。

申請書のお申込み

下記のフォームまたはメール・FAXにて、申請書類をお申込みください。
お申し込み後、レターパックにて申請書ファイルが届きます。

パソコンで申請書類を作成される際に便利なWORDデータも付いていますのでご活用ください。
(WORDデータは、Windows版WORDで作成されています)

※「新たに認証を取得する方向けの講習会」をお申込みの方は、申請書が付いています。
※講習会当日に入手することも可能です。(事前にお申し付け下さい)

料金:各3,000円(消費税込み、送料込み)

< お支払いにつきまして >
※お申し込み後、メールにて請求書をお送りします。
※請求書到着後 5営業日以内にお振込をお願いします。
※お振込みに関する手数料はご負担願います。
※銀行等の発行する振込票の控えを持って領収証とさせて頂きます。

    必須ご希望の申請書

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    ※申請書は事前に郵送致します。
    ※早めに書き始めていただき講習会へお持ち下さい、ご不明点を承ります。

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    申請書の送付先がお申し込みの住所と異なる場合はご記入下さい

    任意申請書送付先の住所

    申請書の送付先がお申し込みの住所と異なる場合はご記入下さい

    任意申請書郵送先の宛名

    申請書の送付先がお申し込みの住所と異なる場合はご記入下さい

    任意申請書類のデータ形式

     ※複数選択可能

    お振込み料金

    3,000円×申請書の種類数
    ※申請書1種類につき3,000円がかかります

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    任意ご意見・ご質問等

     

    FAXまたはメールでのお申し込みの場合

    以下の申込書をACCISまでお送り下さい。

    申請書のお申し込み用紙:[WORD版] [PDF版]

    お問い合わせ・ご連絡先

    ■TEL:011-375-0123
    ■FAX:011-375-0193
    ■e-mail:top@accis.jp